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白鳥の流し撮りに挑戦 in 柴山潟

最近「流し撮り」なる撮影テクニックを知った。

シャッタースピードを落とし、動く被写体に合わせてカメラを動かす事で背景が流れるような躍動感ある画像を撮影できるテクニックです。

オークションで中古のTokina 400mm F5.6 のマニュアルレンズを購入したので早速、柴山潟で白鳥の流し撮りに挑戦してきました。

白鳥がシベリアに帰り始めたと新聞にも載っていただけあって前回来た時より白鳥はかなり少なかった。
前より、警戒心も強くなっていて、車から外に出て三脚を立てるだけで白鳥の群れがとぼとぼと後ろを向いて距離をとって行くので、車の中から手持ちで撮影した。

普通に飛んでいる白鳥でさえ、上手くピントを合わせる事ができていないので、沢山撮影して奇跡的に撮れていれば良いかな〜と思っていました。

白鳥流し撮り

シャッタースピードは1/30の手持ちで撮影。トリミングしてあります。

着陸の瞬間を流し撮り

着陸の瞬間を流し撮りした。

おいかけっこ

助走段階を流し撮りしました。助走段階なので背景があまり流れていないかもしれません...

— 白鳥の流し撮り、やってみて思った事 個人的な覚え書き—

  • シャッタースピードは1/30ぐらい、上手くいかなければ1/60 程度
  • 露出、ピント合わせは全てマニュアルで、、、(レンズがマニュアルレンズなので、、、本当はシャッタースピード優先にしたかった、、、)
  • 飛びそうな鳥を良く観察し(飛びそうな鳥は首を上下にふって鳴き始める)、鳥の飛ぶルートを予測して、予め大体シャッターを切る場所を決めて、そこで露出を大体合わせておく。ピントはシャッターを切る場所に白鳥が到達するまでに何とか頑張って合わせる。
  • ファインダーの目印の中心に狙った鳥を常に置く様にすると追いかけやすいかもしれない。
  • 曇り空で空高く飛んでいる白鳥では、背景がほぼ単色のため、流れる景色ができないのでなるべく背景があるところを飛んでいるシーンを狙う。
  • 白鳥が降りてくるときは滑空状態になるので、流しても羽が動かないのでイマイチ。ただし、降りてくる白鳥は比較的ルートが予測し易いので撮り易いかもしれない。また最後の着地の瞬間は羽をバタバタするので狙うのであればその時がいいかもしれない。(私は上手く撮れませんでしたが、、、)
  • 手持ち撮影で鳥を追いかける場合、腕や頭を動かして鳥を追いかけるより腰を動かして追いかけた方がカメラが安定していいかもしれない。
  • 低速シャッターのため1枚目の写真の様に露出がオーバー気味だったので、NDフィルタ(減光フィルタ)が欲しいかもしれない。だが無くても良い気もする。

因に上記はあくまで個人的な覚え書きで、私は写真を本格的に初めてまだ1ヶ月ぐらいの超初心者なので、検索エンジンなどから来た方は、ご参考程度に、、、

その他の写真はフリッカーにあります。

http://www.flickr.com/photos/promised-land/

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